日本の高齢化社会、というかこの国の若者たちの未来について考える

※この記事は、考えている内に書き足すかもしれない。

大丈夫なんか?日本は?

日本の人口動態は確実にやばい、確定で高齢化社会になります、人口は確実に減ります。
こんなに確実に予測できることも少ないくらい当たり前の事実。
人口=国力」というのはほぼ正しくて、簡単な計算式で国力を示すのが「国民総生産」、「1人あたりの生産量×人数」なんていう簡単な計算式で出せる。
「1人あたりの生産量」を増やすのは結構大変で、その代わりにとにかく人を産め産めとした時代もあったのだろう。
本当の昔は、戦争での戦力として人口が必要だったろうし。

日本の教育状態 – 人間の「質」の評価の一つ

「1人あたりの生産量」というのは、いわば人間一人ひとりの質であって、その人の可能性をマスデータとして計るには教育レベルというのも一つの指標になると思われる。

ただ、先日見かけた記事(2017年)で、日本が誇る東大のレベルが全世界で34位ということで驚き。
つまり、今後の未来を担う若者たちの学力が確実に世界レベルで落ちている。

ほとんどの人は「勉強なんて社会人で使わねーよ」「微分積分なんて学ぶだけ無駄」とか言えちゃったりしてるんだろうが、世界や社会の道具を新しく発明したり改善したりしているのは、この辺の数学・物理とかの科学や工学を駆使したことをゴリゴリやっているわけで、ついでに言うと今後はこういったデータサイエンティストとかって呼ばれる技術者の需要が非常に伸びてくると言われている。
この流れは必然で、例の「Web 2.0」とか呼ばれている時代から(てかその前から)全世界の人間がインターネットにどんどん情報をUploadしていって、更にはいろんなデータを「ビッグデータ」と呼んで蓄積しながら利活用しようという試みなんかが活性化し、そういったデータが皆に利用可能な状態になっていったから、それを教師データにして人工知能(機械学習)に活用していこう!ってことになっている。

人間の「質」は、これまでどのように継承されてきたか

昔は怒られるの怖いから頑張った、努力した、工夫した。
昔は面倒くさいからもっといい方法を勉強した、工夫した、効率化した。
そもそもIT化やシステム化とかの本質は「怠惰」だと思う。

これが最近無い、そもそも怒られる機会がない。

会社なんかで怒られたら「パワハラです!
っておい!

面倒くさくても、自分で考えずに言われたとおりにやっていた方が確実。
怒られないし、怒られても人のせいにできるし。
っておい!

あと、そもそも「昔は、、、」って話を全く聞きたくない人が増えているね。
こういう話って、今さらヤンキーはダサいみたいな、アウトローがカッコイイと思ってる人は寒い的な、そんな雰囲気で否定している人も少なくない。
話が長かったら遠慮なく切ればいいし、キチンと考えれば若者だってそのテーマに対する意見だって言えるようになるし。
老人と若者があくまで対等に昔と今を語れれば何かが生まれる気がするんだが、それを「メンドイなー」ってすぐに切るのは勿体無い気がする。そりゃ世代間の溝が広まるわ。

移民で人口補填するわけ?

恥ずかしながら、ベトナムの第一外国語が日本語になってるのを半年前くらいに知った。

正直、これは裏で何かが動いているような気がする。
日本政府が足りなくなった人口の補填にベトナム人を使うのではないか?というのが個人推察で専らの1位になっている。
国民性もどこかの国より真面目だし、価格も低いので、

やっぱやべーじゃん、日本

日本人の若者の教育レベルが下がっていて、母数N(つまり人口)が減れば、その掛け算である国民総生産的なもの、つまり国力はどんどん減る
そりゃもう日本から新しいものが生まれていく確率はどんどん下がっていくのだろう。
もうどうにもならない。

じゃ日本はどーすんの?

この流れていくとやることは2つ。

  • 人口を増やす
  • 人間の質を上げる

どっちも超時間かかるやつだ(笑)

人口増やすとか言われても、こんな時代に子供産みたくないよね

先日にもう50歳にもなろうという既婚者男性がこう言った。

「生まれてくる子が将来のこの国で育つのがかわいそうだから、子供なんて作らないよ」

この意見は決してマイノリティではないと思う。
キチンと国が対策を取らないと、これは改善していかないと思う。

やることは結構簡単だったり。ちょっと過激目なのを挙げると、

  • 子供を3人扶養していたら住民税免除・減額
  • 子供を2人以上産んで成人させないと年金もらえない
  • 子供2人目以降は大学含め学費免除

・・・ってなことすれば、わりとマスは動くかと思う。

「じゃ欲しくても子供産めない不幸(?)な人はどーすんだよ」って言われるだろうけど、もうそれはしゃーない気がする。
そういう人はやっぱり自分のために使うお金が増えるし、国の未来の為に出しているお金は少ないので。
悲しいかな、身体の良し悪しや機能は皆が一長一短なはず。
「じゃ行きたくても東大に行けない頭悪い人はどーやってXX教授の講義聞くんだよ」とか受験で文句言う人、「目が悪い人が車運転するのにメガネ代払うの不利じゃねーか」とか言う人は居ないでしょ。

人の質ってどうやって変えるのか

人の質って単純な学力的なものと、ヒューマンスキル的なモラル的なものと、この話はどっちかって言うと前者な部分。

後者については、著作権とか特許が関係ない国とか、平気でガシガシ他人のものパクったり、土足でガツガツ他人の家に入っていく人なんかじゃなければ良いのだけど、結構その国に根付いた文化・風土のような“中々変えられないモノ”が付きまとうので、10年やそこいらじゃ変えられない。

学力的な話はまずは政策。
とにかく自国の学力が著しく落ちていること、ここ10余年の教育政策が間違えであったことを認める必要がある。
そして、一人ひとりが貪欲に学んでいくための制度づくりを進めるべき。

貧乏だけど頭がいいとかの人を支援し、どんどん上に上げる。飛び級制度が日本にないのはなんでだろうか?
蓮●舫さんみたいな「2番じゃいけないんですか?」的な批判を効率よく無視し、国のための研究については予算をしっかりと確保する。

結構ドラスティックにやらないと、本当に日本は変わるわけがない、地位は下がっていく一方になる。

若者はどうしたらよいか?

老人たちが残していくものの影響は大きいが、何もしないで口を開けていても何も変わらないかもしれない。

繁殖する

今朝5歳の娘のMちゃんにこんな話をした。

父ちゃんがMちゃんに教えてることはMちゃんがしっかり守って、Mちゃんがいつか結婚して子供ができたらそれを教えてあげてね。
人間ってこうやって教えることを繰り返して色々なことを作ったり守ったりしてきたんだよ。
Mちゃんが子供に教えられなければ、父ちゃんがおじいちゃんとか昔の人から教わったことが途切れてなくなってしまうのだよ。

ちょっと難しかったかもしれないけど、へーぇって納得していた。

話した後、途中で死ぬことは先代からの継承を断ってしまうことになるな、と自分で気付かされた。

自分だって、今後の世の中がどうなっていくか知りたいし、できれば1,000年でも生きてみたい。
ただそれが今は不可能だから、子供に継承して何かを託す。
これが途切れるのは、継承する側からすると非常に寂しいことだなと思った。

だからと言ってはなんだけど、やっぱり子供を作りなさい・育てなさい

実は生物として繁殖はアタリマエのことだし、それが十分にされない現在の日本人という動物は異常な状態だと思う。
まずは繁殖しないと話にならん。
そして基本は子を育てないと大人になれん。

責任を持つ

自分の周り(=国とか)でやってもらわないといけないことはたくさんあるけど、それで十分な訳は全然ない。
基本は自分の人生、自分で責任を持てるように動こう

あと、ジジイの言うことも聞かないで良いわけではない、長年生きている知恵は率先して活用すべき。
しっかり聞いて、今の世と照らし合わせ、有用と感じるのであれば取り入れるべき。
その判断を絶対に人に任せないこと、責任は必ず自分にある

 

主体的に動く

自分から動く、自分の人生は自分で勝ち取る。
自分で動かないのに嘆くな。

なんでも自分で動けば、責任感も生まれてくるはず。
自信も出てくるはず。
そんな人はどこでも「使える人材」として扱われると思う。

逆に自分で動いてるのに良くならなかったら嘆きまくれと思う。
自分でリトライすることは重要だけど、それを経て嘆いているのであれば誰かが助けてくれるよ。

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