各ハウスメーカーの卒FIT電力買取金額の比較
「太陽光パネルは売電目的というよりはエコ目的で」という観点で採用してみて、それでも売電価格が気になってしまう。
特にFITが終わった後、地方電力会社が買い取る金額って結構安い。
ただ、いくつかのハウスメーカーが建築した住宅オーナーだと各ハウスメーカーが直接電気を買取している事がわかり、それぞれの売電価格について比較してみることにした。
比較
どこも大体10円ちょっとですね。
東京電力とかが8.5円/kWh程度なので、それなりにメリットは大きいですね。
ハウスメーカーではダイワハウスが一人勝ち。さすが「自給自足の家」を売りにしているだけあるのかな。
ハウスメーカー | オーナー金額 | 蓄電池有り | ゲスト金額 | 他条件 | 入金頻度 | 備考 |
ダイワハウス | 11.50円/kWh | 22.00円/kWh | 10.00円/kWh | ― | 月毎 | 蓄電池価格は1年のみ |
ミサワホーム | 10.00円/kWh | ― | ― | ― | 3ヶ月毎 | |
トヨタホーム | 9.50円/kWh | ― | ― | ― | 3ヶ月毎 | 8.00円/kWhでパワコン保険月プランあり |
住友林業 | 11.00円/kWh | ― | ― | ― | 年毎 | 東京 |
ヘーベルハウス | 10.00円/kWh | 12.00円/kWh | ― | ― | 年毎 | |
積水ハウス | 11.00円/kWh | ― | ― | 年毎 | ||
セキスイハイム | 9.00円/kWh | 12.00円/kWh | ― | ― | 3ヶ月毎 |
考察
売電価格だけでハウスメーカー決めるようなことは無いと思うけど、それぞれ差異があって仕様は知っておくべきだと思う。
ハウスメーカー以外の買取の仕組みもあって、普通に高額買取をしてくれたりするのもわかった。
例えばコレ↓
ただ、結局卒FITって、今から適用される人にとっては10年後の話だから、その時に各ハウスメーカーがどんな事になっているかは分からないのだよね。
今現在、電力はどんどん値上がりしているので、本当に分からない。
再エネ賦課金をずっと払いっぱなしになるよりは、その分くらいは売電で賄えるようにしたいと思ってしまうし、きっとそれが一番正しい。
つまり一般人が作った電気は売って儲けるよりも、自家消費して再エネ賦課金をできるだけ払わない形がベストに思う。
10年後の太陽光パネルの普及率とか、蓄電池の値段とか、再生エネルギー界隈もかなり変わると思うのでウォッチしながら適宜選択をするしかないのだろう。