SharePoint OnlineのドキュメントライブラリのダウンロードURLの作り方

通常どおりの作り方では「開く」リンクになってしまうSharePoint Onlinenドキュメントライブラリにアップロードされたファイル。
場合によってはOffice Onlineで開くのが標準になってしまう。
ユーザーへ明示的にダウンロードさせるリンクの生成のため、少し回りくどい手順を備忘録として。

単純にクライアントアプリケーションで開かせるだけであれば、サイトコレクションの機能の設定

サイトコレクションの全てのファイルをOffice Onlineではなくてクライアントアプリで開くように設定するには、サイトコレクションの設定で指定すれば良い。
ただこれだと、単に全部クライアントアプリで開くようになってしまい、Officeの古いバージョンには対応していなかったりする。普通にローカルへファイルダウンロードしたいだけの場合は別のURLからこのファイルにアクセスすることになる。

dowonload.aspx を使う

ドキュメントライブラリのファイルのコンテキストメニューから「ダウンロード」をクリックすると、ブラウザ上で普通にダウンロードが始まる。
この時によくHTTPリクエストをよく見ると、 download.aspx というのが呼び出され、そこに SourceUrl が指定されてダウンロードが実現されている。
つまりは、この download.aspx を使うことでダウンロードURLが作れる。

ダウンロードURLの作り方

どうもこの download.aspx を使ったURLを見る限り、 SourceUrl というパラメーターに、対象となるファイルのURLをエンコードした文字列をつければ出来上がる様子。結構めんどくさい。

これでもめんどくさいけど、コチラの方が確実な方法です。

  1. 対象のファイルがあるライブラリにアクセス
  2. F12キーを押してIEのデバッグモードを起動、ネットワークタブを開く
  3. 対象のファイルでコンテキストメニューから「ダウンロード」を選び、ダウンロードになる(保存のダイアログがでる)のを確認する
  4. デバッグモード側のURLで download.aspx が呼ばれているGETメソッドを探し、その行を右クリックして「URLのコピー」をする
  5. ↓こんなURLが取得できるので、それがダウンロードリンクになる
    • https://XXX.sharepoint.com/sites/XXX/_layouts/15.download.aspx?SourceUrl=%2Fsites%2FXXX%2FXXXXXXXXXXX%2Exlsm

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